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「小次郎君・・・今まで我が社の為に頑張ってくれてありがとう」

「(゜д゜)ハァ?」

3年前の夏の日、俺の会社が倒産した。

俺が28歳の誕生日を迎えて間もない時期だった。

新卒で勤め始めてからその日まで転職した事がなかった俺は、突然訪れたプータローの日々に現実感が沸かず、何故かワクワクしていた。
今考えればアホだ。
1週間程、何にもしないで自由を楽しんだ。
仕事なんてスグに決まるだろうという軽い気持ちと、訳の分からない開放感から、毎日オナニーをした。

しかし、現実というものは遥かに厳しかった。
プータローになって2週間目にして初めて足を運んだ職業安定所は失業者が溢れ返っていた。
ようやく自分の置かれた立場を理解した俺は、毎日職安に通うようになった。

不思議なもので、毎日職安に通ってるとプー同士でも友達が出来る。
まぁ、余り嬉しい事ではないが。

その友達の中に、ちょっと気になってる奴がいた。
麗香という以前水商売をしていた女だった。
ちなみに麗香という名前は源氏名らしい。
本名は知らない。

彼女の外見は、ちょっと派手というか、お水っぽいというか・・・。
まぁ、一目で水商売系だなと分かってしまう感じだ。
キツめのメイクに原因があるのかもしれないが。
しかし、スタイルは中々のものだ。
手の平にフィットしそうな丁度よい大きさの胸にスラリとした足。
背はちょっと低めだが全体的にバランスが良い。
第一印象は、お水っぽいイメージからか、『大人の女』という印象を受けるが、実はまだ若い。
22歳だと知った時は、ビックリした程だ。
しかし、じっくりと良く見ると顔は結構ロリ顔で、化粧を変えて、可愛いっぽい服でも着せたら全然雰囲気が変わりそうな感じがした。

麗香は18歳の頃から水商売に勤めていたようで、店でも結構モテたらしい。
当然、男性経験も豊富だったようだ。
彼女は、さっぱりした性格な上にエロ話が好きで、自分の性体験とかも良く話してくれた。
俺は、艶かしくリアルな体験談を聞かされる度に彼女が男に抱かれる姿を想像して激しく勃起した。
家に帰ってから何度ネタにした事か・・・。

「1度でいいからやらしてくれ」と何度も頼んだが冗談に受け取っていたらしく、「よく堂々とそんな事言えるね~。このセクハラおやじっ!!」と、笑っていなされる日々だった。

俺の熱い股間・・・いや、眼差しを見れば真剣だと分かるものだが。

そんなある日のお昼時・・・。

「お腹空いちゃったなぁ~・・・小次郎とお昼食べたいなぁ~・・・」

麗香が悪戯っぽい目で、俺に昼飯をねだり始めた。
もちろん金を払うつもりはさらさら無いのだろう。

「プータローの俺に昼飯をねだるなんて、ひでぇ奴だな!!」

・・・とは言ったものの、俺は失業手当が出たばかりでちょっと余裕があった。
しかも、その日はやたら暑かった。

「仕方無ぇなぁ・・・天気も良いし、ビアガーデンでもいくか?」

麗香は大喜びでついてきた。

(酔わせてハメたる!!)

俺の頭にはそれしかなかった。

ビアガーデンには、ネクタイを締めたリーマン達が昼間からガンガンジョッキを煽っていた。
いや、ほとんどの客がリーマンだ。

「なんでこいつらがリストラの対象にならないのかが分からん」

俺と麗香はそんな事を言いながら、グイグイとビールを流し込んだ。

(酔わせてハメたる!!)

繰り返すが、俺の頭にはそれしかなかった。

2時間後。
お約束通り、俺はベロベロになっていた。
昼酒は効く。すっかり忘れていた。

元々酒の強い方でも無いのに、女の子と飲むなんて久々だったので、ついつい調子に乗ってしまった事も敗因の1つなのだが、相手は百戦錬磨の元・人気ホステス。
戦う前から勝負は着いている事に気が付かなった俺がアフォだった。

ベロンベロンの俺を、麗香はわざわざ送り届けてくれた。

その時の俺の状態はと言うと「君はなんてイイ子なんだぁ。一発やらせてくれ~」とか「麗香のマンコ見して~。マンコ~マンコぉ~~」と連呼していたらしい。

余りの恥ずかしさにメチャメチャ鬱だ。
麗香は玄関先まで俺を送ると、豪快に隠語を連呼するエロおやじを置いてさっさと帰ってしまった。
俺は部屋に入ると、カギもせずその場で倒れこんで寝てしまった。

(何時間経ったんだろう・・・喉が渇いた・・・)

意識が戻ってきたが、朦朧としていて良く分からない。

(朝なのか?)

いや、その割に身体に酒が残っている。

(眼が余り開かない・・・?)

・・・カーテンの細い隙間から西日が差している。
どうやら、まだ日が暮れる前らしい。

(いや・・・そんな事はどうでもいい!!誰か、俺の上に乗っている!?)

薄暗くて顔が良く見えない上に、焦点が定まらない。
必死に眼を凝らす。

(麗香だ!!麗香が俺に跨ってる!)

彼女がTシャツだけの姿で、俺の上で悶えている。

「んっ・・・んっ・・・あんっ・・・」

声を殺し、子犬のような喘ぎ声を上げながらゆっくりと長めのストロークで俺のチンポを出し入れしている。
まるで、じっくりと味わうような、ねっとりとした動きだ。

俺は何が何だか分からなかった。
混乱している上に、ヒドく喉が渇いている。
頭痛も酷いし、おまけに吐き気もする。
実際セックスどころじゃない状況だった。

しかし、チンポは根っからの正直者らしい。
痛いくらいギンギンの絶好調だ。

そんな中、彼女の動きが徐々に激しくなってきた。
Tシャツの奥の胸の揺れが、だんだん早く大きくなる。

「あっ・・・いやっ・・・あっ・・・あっ・・・だめっ・・・だめぇぇえええ・・・」

麗香は弓なりに美しく反り返っている。
どうやら彼女は絶頂に達したようだ。
マンコがキュッ・・・キュッっと締め付けている。
麗香は身体の力が抜けたようにガバッと、俺に覆い被さって小刻みに身体を震わしている。
彼女のほのかな髪の香りが俺の鼻をくすぐる。

(うわぉ・・・すげぇイイ匂いだ・・・堪んねぇ)

俺の息子が痛いくらい締め付けられている。

「ああっ・・・スゴイ・・・スゴイよ・・・小次郎っ・・・こんなの初めて・・・」

誉められて、凄く頑張ったような気がした。
しかし、俺はチンポを立てているだけで残念ながら何もしてない訳だが・・・。

俺は意を決して、麗香に話かけた。

「あの・・・お楽しみ中、非常に申し訳無いが・・・」

「うふふ・・・おはよう」

彼女は悪戯っぽい笑顔で俺を見つめた。

「何・・・この状況・・・?・・・うわっ・・・頭いてぇ・・・」

頭を起すと、頭痛が酷い。

「だってさ・・・小次郎の・・・スゴイ立ってて・・・生理前でムラムラ来ちゃったから」

「ちょこっと・・・犯してみたと・・・?」

「そうね。ごちそうさま♪」

事の成り行きは簡単なもんだった。
要するに麗香は、ヤリたい日だった訳だ。

「いや、実際嬉しいんだけどさ・・・」

俺は何気に結合部を見た。

「おい!!しかも・・・な、生じゃん!!」

「生理前だからいいの。それより小次郎、病気持って無いよね?」

「病気は無いけどさぁ・・・俺・・・中に出したの?」

「分かんない。たぶん、小次郎は1回もイってないよ」

「何で分かるんだよ?」

「全然萎まないもん」

「いや、そういう問題じゃねぇだろ・・・」

でも、俺は確かにイって無いと思う。
締め付けられている圧迫感はあるのだが、深酒しすぎて、余りチンポの感覚が無い。

せっかく生なのに・・・。
中出しOKなのに・・・。

「私は3回もイっちゃった。こんなの初めてだよ・・・」

そりゃそうだ。
リアルチンポを使って自分の一番感じるように、究極オナニーをしたようなもんだ。

「もう私は満足。ありがと小次郎」

「ちょっ・・・ちょっとまて!!俺は満足して無いんだけど!!」

「ふ~ん・・・じゃあ・・・私の事をもっと満足させてくれるの?」

「当然だろ」

俺は彼女のTシャツを捲り上げると、程よい大きさの胸の敏感な部分をゆっくりと舐め上げた。

頭痛を堪え、麗香と体を入れ替える。
そして、スラリとした彼女の足に身体を割り込ませるとゆっくりと奥深くまで、チンポを突き立てた・・・。

「あっ・・・ゆっくり来て・・・何だか・・・私・・・ぁあん」

差し込む西日が、麗香の体を照らす。
彼女の身体は、しっとりと汗ばんでいてツヤツヤと輝いていた。

「見ないで・・・恥ずかしいよ・・・だめぇ・・・」

その恥らう姿にメチャメチャ興奮が高まる。

意識がしっかり戻ってくると、チンポの感覚が戻って来た。
それと同時に押さえようも無い快感が押し寄せてきて、俺はすぐに我慢出来なくなった。

「ゴメン・・・麗香・・・俺・・・」←情けない。

「いいよ・・・そのまま来て・・・大丈夫だから・・・」

面目ない事に、俺はあっという間に、彼女の柔らかで温かい中に果てた。
これじゃ、酔っ払って寝てた方が全然使える男だった。
しかし、これが俺にとって、生まれて初めての中出しだった。

今までは、麗香に対して特に恋愛感情はなかったが、この時、何故かすごく彼女が愛しく感じた。
不思議な感覚だった。