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うららかな午後、美代子は愛犬を連れて裏山の公園を散歩していた。
今日は仕事が休みなので、久しぶりにゆっくりとしていた。

いつもは夕方にそそくさとすませる散歩だった。
夫は長期の病気療養中、一人娘はまだ低学年の為、この裏山の犬の散歩は美代子の係りだった。

さっきから歩きながら美代子はお腹の痛みを感じていた。


今朝から少し調子は悪かったのだ。
しかし、この公園のトイレには行きたくないし、走って、家まで帰ろうかと思っている時にその痛みが急激に増してきて、辛抱できなくなって、仕方なく美代子は公園のトイレに駆け込んだ。

大が右に二つ、小が左に二つある共同便所だった。
もちろん、こんな時間に誰かいるわけもなく、美代子は右の大の方のひとつへ入った。

慌てて鍵を掛け、ジーンズとパンティを下げて便器に尻を落とすと、放屁とともに一気に太い便を放出した。

年は三十後半だが会社では結構、美人の人妻社員としてとおっている美代子だ。
そんな自分が誰もいないとはいえ、外のトイレで大きなおならまでさせて大便をしたことで美代子自身、自嘲めいた笑みを口元に浮かべた。

少し落ち着いた美代子がふと前を見ると、その壁にはなんとも卑猥な言葉や女性のあの部分を描いた絵がいっぱい書かれていた。
ここのトイレに入ったのは初めてなので、こんなにいっぱいの落書きがあるとは知らなかった。
トイレットぺ-パ-で尻を拭き終わった美代子はその落書きに見入った。
こんな下品な言葉や絵をならべた落書きを見るのは初めての美代子だった。

美代子が特に見入ったのは精巧に描かれた男根だった。

その下には(俺の大きい剥け剥けチンポ舐めてぇ)と書かれていた。
美代子はその男根の絵と下品な言葉で股間にジワッと感じるものがあった。

夫は長期間の入院をしていて、美代子も長い間、夫婦の交わりはなかったのだ。
しかも淡白な夫なのでごくありふれた行為しか経験はなかった。

美代子は他の落書きも見ながら自然と指を股間に這わせていた。
誰もいない公園のトイレで美代子は淫靡な世界にはいっていた。

触れた陰唇はジュワッと愛液を吐き出していた。
指を這わせながら美代子は心で(この落書きエッチだわぁ、チンポなんてモロに書いて、それにこの絵もすごいわぁ、)

横を見ると、そこには(奥さんさんオメコさせてぇ)とまで書いてある。

美代子は肉芽をさすりながら、「オチンポ」「オメコ」と小さく声を出した。
その言葉でいっそう美代子の陰唇は助平汁を吐き出した。
無理もない三十代のやりたい盛りに亭主の入院と初めて目にしたこの卑猥な落書きで美人妻の美代子は公衆便所でのオナ二-に没頭していた。

そして美代子が「うぅぅぅん」と小さく声を出してイキかけた時、外から人が入ってくる足音が聞こえた。